入会に興味をお持ちの方へ

宝塚中(たからづかなか)ロータリークラブではロータリーの奉仕理念に共鳴いただける宝塚近辺に在住の専門職業人(会社等経営者・役員、弁護士、会計士、医師、薬剤師、獣医師、大学の教員・等々)に広く門戸を開いております。

興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら以下にお問い合わせください。

幹事:川添 0727-59-8014

 

ロータリーとは

A  Definition Of  Rotary

ロータリーとは人道的奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的基準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した実業人および専門職業人が世界的に結びあった団体です。

簡単にいえば、自分を磨き人を育て、時には慈善行為、ボランティア活動などを行う世界的な団体です。

 

ロータリーの綱領(目的)

ロータリーの目的は、それぞれの会員の企業活動の根本に奉仕理念をおいて、それを磨きあげることです。

 

ロータリーの綱領

The  Object  of  Rotary

ロータリーの綱領は、有益な事業の基礎として、奉仕の理想を鼓吹し、これを育成し、特に次の各項を鼓吹育成することにある。

第1 奉仕の機会として知り合いを広めること。

第2 事業及び専門職務の道徳的水準を高めること。あらゆる有用な業務は尊重されるべきであるという認識を深めること。そしてロータリアン各自が業務を通じて社会に奉仕するためにその業務を品位あらしめること。

第3 ロータリアンすべてがその個人生活、事業生活及び社会生活の常に奉仕の理想を適用すること。

第4 奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職務に携わる人の世界的親交によって、国際間の理解と親善と平和を推進すること。

 

「ロータリーの綱領」をわかりやすく翻訳すると、

 

ロータリーの目的は、価値ある企業活動の基礎として奉仕の理念を奨励し育成すること、詳しくは、次の事項を奨励し育成することである。

第1 奉仕の機会を得るときには、交友関係を発展させること。

第2 社会に奉仕する機会を得るときには、企業と専門職が有する高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、そして、ロータリアン各自の職業を尊厳あるものにすること。

第3 ロータリアンの一人一人が、個人として、職業人として、地域社会の一員として、奉仕の理念を実践すること。

第4 奉仕の理念に結ばれた実業家と専門家の世界的な団体を通して、国際理解・親善・平和を促進すること。

(標準ロータリー・クラブ定款第4条 東大阪みどりRC翻訳)

 

 

なおロータリーの綱領を受諾し遵守することを条件にして、入会を認められるという定款上の規約は、現在に至るまで引き継がれています。

 

ロータリーの歴史

ロータリーの誕生とその成長

20世紀初頭のシカゴの街は、著しい社会経済の発展の陰で、商業道徳の欠如が目につくようになっていました。ちょうどそのころ、ここに事務所を構えていた青年弁護士〝ポール・ハリスは”、この風潮に堪えかね、友人3人と語らって、お互いに信頼のできる公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたい、という趣旨でロータリー・クラブという会合を考えました。ロータリーとは集会を各自の事務所持ち回りで順番に開くことから名付けられたものです。

こうして1905年2月23日にシカゴ・ロータリー・クラブが誕生しました。

それからは志を同じくするクラブが次々各地に生まれ、国境を越えて、今では世界200以上の国と地域に広がり、クラブ数33,995、会員数1,213,608(2010年10月31日RI公式発表)に達しています。

そして、これら世界中のクラブの連合体を国際ロータリーと称します。

このように、歴史的に見ても、ロータリーとは職業倫理を重んじる実業人、専門職業人の集まりなのです。その組織が地球の隅々まで拡大するにつれて、ロータリーは世界に眼を開いて、幅広い奉仕活動を求められるようになり、現在は多方面にわたって多大の貢献をしています。

 

日本のロータリー

わが国最初のロータリー・クラブは、1920年(大正9)10月20日に創立された東京ロータリー・クラブで、翌1921年4月1日に世界で855番目のクラブとして、国際ロータリーに加盟が承認されました。

日本でのロータリー・クラブ設立については、ポール・ハリスの片腕としてロータリーの組織をつくり、海外拡大に情熱的に取り組んだ、初代事務総長チェスリー・ペリーと、創立の準備に奔走した米山梅吉、福島喜三次などの先達の功を忘れることができません。

その後、日本のロータリーは、第2次世界大戦の波に洗われ、1940年に国際ロータリーから脱退します。戦後1949年3月になって、再び復帰加盟しますが、この時、復帰に尽力してくれたのが国際ロータリーの第3代事務総長ジョージ・ミーンズでした。

その後の日本におけるロータリーの拡大発展は目覚ましいものがあります。ロータリー財団への貢献も抜群で、今や国際ロータリーにおける日本の地位は不動のものになりました。

現在、日本全体でのクラブ数は、2,301クラブ、会員数91,051(2010年11月末現在)となっています。